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リースの引き上げ時期はいつのなるのか?

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会社破産を行うと、多くの企業が利用しているのがリースとなります。

リース契約というのは、実質はローンと何ら変わらないものではありますが、手元にある物品自体はリース会社の名義となっており、残存価格を払ってない限りは自分の会社の持ち物ではありません。

ましてや、リース契約期間が残っていると、破産手続きを申し立てし、支払いができない状態になるとすぐに引き上げされるものとなっています。

そこで、実際にいつになったらリース契約のものが引き上げられるかについて解説します。

 

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破産するときのリース契約の引き上げ

破産の手続きの流れとして、弁護士に相談を行い破産申立てを行い、その後破産開始決定というものが出されると債権者宛に裁判所からの通知が行きます。

それを見るとすぐにリース会社は、引き上げの連絡をしてきます。

リース 引き上げ時期

流れ的にはこのようになります。

会社破産の場合は、管財事件となっていますので、破産管財人を通じて引き上げの連絡をしてくるのが一般的です。

中には突然、事業主のところに引き上げにくる業者さんもいますが、会社の破産では管財人に連絡をしてから必ず引き上げをするというルールがありますから、直接来た時は必ず管財人または代理人を通じてやり取りをしてください。

引き上げの際、リース物品の中身をしっかりと確認して、借りた時にあった付属品も一緒に返却するのが当たり前となります。そこで足りないものがあると、それが債務に加算される形となります。

ただし、債務が増えても破産を申立てしているので返済義務はありませんから安心してください。

リース品を引き上げると、リース会社はそれを売却して残っている債権と相殺を行います。

リース会社からの精算例

  1. リース会社の債務 200万
  2. 引き上げ品売却 ▲210万
  3. リース中途解約手数料 30万
  4. 引き上げ手数料 10万
  5. 故障による損害 30万
  6. ◯◯会社 債務額合計 60万

 

という形で請求されるという流れとなります。

いくらリース品を売却して利益があったとしても、実際は手数料や損害を必ず請求してきて売却益を渡さないようにしてきます。リースの中途解約には手数料なども必ず発生するものなので、破産者に対しては残債を必ず残す形で請求してきます。

そのため、このモノ自体は高く売れるから多少はバックされてくるだろう…という考えはやめておきましょう。

 

車リースの引き上げ時期について

メルセデスベンツ

私の場合、会社名義で車をリースしておりました。なぜ車をリースしたのかについては、リースにしておくと毎月経費で落とせるというメリットがあるからです。最後に残存価格を支払って自分のものにする予定だったのです。

しかし、通常使う車をリースにしておくことで破産時にはデメリットともなります。そもそもリースというのは自分の持ち物ではないので、破産を申立てするとそのもの自体が持っていかれるからです。

破産申立て時に、弁護士さんに言われたのは

破産申立てするとリース会社はすぐ来ますからね。準備はしておくのがいいと思います。

とのこと。

また、車のリースで通常はスタッドレスタイヤなどを含めてのリースとなっていることがあります。初回の契約でリース品として含まれているものに関してはすべて返却対象となります。

しかし、初回にスタッドレスタイヤとかその他オプション品を自分でつけていた場合、契約時にリース料には含まれていないものについては、一切返さなくても良いものとなります。

車の場合は、ナビ、フロアマット、スタッドレスタイヤ、収納ボックスなどがオプションとなっていますが、これがリースに含まれていたかどうかを調べておき、事前に外せるものは外して渡すのがいいでしょう。

ただし、オプション品を会社の経費で払っているという場合、あくまでも破産する会社に処分する権利はありません。管財人が会社の財産を処分するという権利を持っているため、売る際は管財人を通して許可をもらってからどう処分するかを決めてください。

ここは面倒な部分ではありますが、何よりも破産は免責決定をもらうまでは管財人しか対応できない部分となりますので、お金の絡む部分と、管財人には報告する義務があることを忘れてはいけません。

きちんと報告していれば、何も問題はありません。

 

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